佐原瑠能の記録

こどもとホタルや昆虫を観察する(北本自然観察公園)

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自然豊かで、鳥や虫やカエルの鳴き声がする公園。昼も普通に散歩したり楽しめるが、公園は24時間出入りができ、6月下旬から8月上旬までは夜にホタルの観察ができる。

公園内にある埼玉県自然学習センターでホタルの観察イベント等、予約制のイベントを開催しているが、ホタルシーズンの間は一般の訪問者にも優しく説明等をしてくれて、生物に詳しく情熱的なスタッフがいる。

場所

公式サイトhttps://www.saitama-shizen.info/koen/
埼玉県自然学習センターの営業時間、イベントの確認など。
営業時間外でも、公園は間出入り可能(門は閉まるが、門の左側の通路から24時間入れることをスタッフにも確認した。)
アクセス(車)駐車場は24時間利用可能。
食事レストランとかはない。
トイレ埼玉県自然学習センターが営業中は中のトイレが使える。
他に公園内には無く、駐車場にだけ公衆トイレがある。

体験

点滅するヘイケボタルの光、葉っぱに止まっている状態や飛びながら光っている状態、これらを運が良ければすぐ近くから観察できる。あまり人間から逃げない印象を受けた。子供が手に乗せて光るのを観察したときも、逃げずにそのまま大人しく光り続けていた。

東武動物公園にある「ほたリウム」という、ホタルがいつでも観察(?)できる場所があるが、印象は全く違う。「ほたリウム」から出たとき、子供はがっかりしていた。「光が見えたけど、だからなんなの?」みたいな。自分も「光が動くのを座って見るだけなら、別にホタルじゃなくていいし、そもそも本物か怪しい」とも思ってしまった。

この公園では、自然の中にいるホタルを探す探検ができてまずそれだけでも楽しい。虫や鳥が鳴いていて、水が流れている。周りが段々暗くなってきて、光り始めるまで待機して、初めて「光った!」と思った瞬間、それを周りに共有して分かち合う体験。光が少しずつ増えているのを感じたり、飛びながら光っているのを近くから観察したり、本当はダメだけどちょっと触ってみたりと、動物園と比べたら体験のレベルが天地の差。

子供の反応

光った!最初に光り始めたのを発見したとき。
標柱6番の手前、比較的くらい場所で光り始めた。
飛んでる!標柱4番と5番の間で、よく飛んでいるのを見かける。
捕まえた!
(走って持ってくる)
本当はダメだが、手で捕まえて観察したとき。
ホタルの赤ちゃんいた水の中に、本でみたホタルの幼虫を偶然発見したとき。
怖い…初めて来たときは、比較的暗いところを通るときに怖がるが、
時間が経つとなれた。
子供の反応(4歳)

以前の訪問

2023年7月7日、7月23日、ホタル観察

7月中旬がピークだったみたいだが、その前後でホタル観察をした。そこそこいて、特に奥の方(板の上を歩く場所)はクリスマスツリーみたいできれいだった。

2022年7月26日(火)、ホタル観察

前回と違って今回は雨が止んだ後の晴れた状態。ホタルが何匹も光りながら飛んでいて綺麗だったが、残念ながら前回と比べて数は大分減っていた。道端で光っているホタルを近くで観察して子供が楽しんでいた。

2022年7月14日(木)、ホタル観察

小雨が降ったりやんだりしていたため、空を飛ぶホタルは少なく、ほとんどが葉っぱで休んでいた。数は今まで見た中でベストに近い。特に標柱6番と8番の間は所々、クリスマスツリー状態。

今年はホタルの発生が去年よりちょっと早めみたいで、恐らくこの日はすでにピーク過ぎていた。

2021年9月19日(日)、虫探し

虫の季節は終わる頃だが、虫探しをしたいということで、人が少なくて自然が豊かなこの公園に来た。

まだまだセミが鳴いていて、コオロギや鈴虫の鳴き声もした。トンボや蝶々が飛んでいたため、網で頑張って捕まえていた。蝶々を捕まえたあるとき、なぜかカエルが一緒に網に入っているという、おもしろイベントもあった。自分から網に飛んできた模様。もしかしたら蝶々を狙っていたのかも。

2021年7月31日(土)、夜の自然観察会

往復はがきで応募した、埼玉県自然予習センターが行っているイベント「夜の自然観察会」に参加した。セミの鳴き声が凄い時期で、まだホタルもいっぱいいて楽しめる時期。

先生と一緒に公園の中を通って丁寧に色々な昆虫の説明をしてくれた。子供は楽しめた模様だが、もう少し自分で観察したかった模様(途中から先生の話を無視して自分で虫を探していた)。コースが決まっているせいか、観察するペースは若干速めで、じっくり自分で観察する感じではない。でも観察の仕方をこのようなイベンドで学べば、またこどもと一緒に来て自分でのんびり観察を楽しめるため、良い勉強になる。

  • 羽化しているセミの幼虫が何匹も観察できた。
  • 自分で懐中電灯で虫を探して、カマキリ、ナナフシ、蛾、蝶々、蜘蛛等を観察できた。
  • ホタルは相変わらずきれいで、案外ホタルエリア以外でもホタルが居た(標柱21あたりとか)。
  • 知らない虫も結構いて、木の枝や葉っぱを適当に見るだけでも簡単に虫に出会える。

2021年7月19日(月)、見頃

梅雨明けして、めちゃくちゃ暑い日。今までで一番ホタルの数が多かった。19:30頃光り始めたと思ったら、すぐに何匹も一緒に光っているし、何匹も飛んでいる場所もあった。

こどもと来ているため時間は大体20:00までしか観察できないが、所々クリスマスツリーに近い状態になっていた。

2021年7月7日(水)、平日は空いていて最高

お友達のあかりちゃんとホタル観察。平日だったため、めちゃくちゃ空いていた。駐車場も10%〜20%しか利用されていない。

ホタルも以前より明らかに増えていて、まとまっている場所は若干クリスマスツリーを連想するような感じになっていてきれいだった。

2021年7月3日(土)、土曜日は混んでいる…

土曜日は混んでいた。うちらが到着した18:30頃、駐車場が既に90%程度利用されていて、帰る時は満車のため車を隣の病院の駐車場に誘導するスタッフがいた。

人が多くて、その分マナーを把握していない人(懐中電灯を付けて歩く人や、フラッシュで写真を何枚も撮る人)が現れるため、光るホタルの数も少なくてあまり良い体験が得られない。

ホタルは前回より少なかったが、それでも子供は手で捕まえてしまう。本当は捕まえちゃダメなんだけど、優しく手に乗せて、光るのを観察し、葉っぱに戻したら飛んでいってバイバイした。

2021年6月27日(日)、初訪問

ホタルの観察をしたいため、昼間に下見をして、夕方に再度来て、ホタルを観察した。まだホタルが出始めたばかりで、スタッフによれば公園全体で50匹程度とのこと。

  • 18:30頃、駐車場に到着し、軽食を取る。
  • 18:50頃、北本自然観察公園に入り、埼玉県自然学習センターにてホタルについての説明を受ける。
  • 19:10頃、公園の中、ホタルのエリアに向かい始める。ちょっと暗くなっているが、まだ全然懐中電灯はいらない状態。
  • 19:30頃、ホタルエリアに到着。他にも待機している人がエリア全体で数十人ほどいた。
  • 19:40頃、標柱6番手前で待機していたが、木の下の日陰、一番暗い場所でホタルが光り始める。
  • 19:40〜20:00、移動したりホタルを観察したりを繰り返しながら、駐車場へ向かう。

移動しながら見ていたが、そこそこ光っていた印象。光りながら飛んでいるホタルを子供が追いかけて、手で捕まえ、手の中で光るところを観察することまでできた。

ホタル観察の準備

天気予報と曜日の調整
日の入りの確認
平日が一番良い体験が得られる。
土曜はピーク時でなくても混む。

日の入りの時間ではまだ明るくてホタルが出てこない。
光り始めるのはその20分後以降。
駐車場からホタル観察エリアの遠い方場所(標柱6番)まで、
ゆっくり子供と歩いても20分位で着く。
蚊に刺されない服装
(長ズボン、長袖の羽織等)
自然な公園のため蚊がいる。
ホタルに触れないなら、虫よけもありかも
(うちは触りたがる、触っちゃダメなんだけど)。
動きやすい靴(任意)雨の後のせいか所々ちょっとだけ泥があったりするが、
ホタル観察エリアは基本的にサンダルでも余裕で歩ける。
懐中電灯(任意)こどもは懐中電灯持つだけで楽しかったりする。
ただ用途は、足元を照らすためだけ。
少なくともホタル観察エリアではライトを一切付けない方が良い。

実際は目が慣れるため、明かりは無くても道は見える。
それにスマホのライトでも十分。
一眼カメラ(任意)
明るいレンズ(任意)
三脚(任意)
フラッシュは絶対に使わない。
迷惑な上、根本的にフラッシュでホタルの明かりを撮影しようとすること自体おかしい。

通常のビデオカメラやスマホのカメラでは、明るいうち(移動中等)しか撮影ができず、ホタルが光り始める頃には暗すぎて撮影できない。
一眼カメラに明るいレンズを装着し、マニュアルな設定(一切絞らず、シャッター時間長め&感度高め)かつマニュアルフォーカスでしかうまく撮れない。

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佐原 瑠能

佐原 瑠能

さいたま市浦和区在住、2児の父、4人家族で生活。 フランスに約18年住んでいた。