磯ガサの楽しみ
カエルや昆虫がメインの田んぼでのガサガサと違うと思った楽しい点。
- 多彩な生き物に出会える:トゲトゲなうに、小さな魚、ハサミを持つカニ、ぶよぶよなナマコ、岩にくっついて手では取れない貝等。
- 岩の上や多少波が来る場所で慎重に歩きながら探したり、石を転がして生き物を探す探検。
- 潮が引いているタイミングでしか見えない点。水たまりから逃げられなくなった生物等がいる。
- 普通に海を楽しめる。帰りに砂浜にテントと建てて焚き火やBBQをする等。釣りをする人もいる。
計画の仕方
その磯の干潮の時間、潮位を確認
磯ガサをする最適な時期・時間帯:
- 潮位が低い日(約2週間ごとに最も下がっている日がくる)、約50cm以下が目安。
- 干潮の2時間前から開始して、干潮までに終了するのが目安。
ネット上で潮見表で検索すれば毎日の干潮の時間と潮位が確認できる。
もってくるもの
必須:
- ウェーダー:膝辺りまで海に入れるようにするため。
- 丈夫な網。
- 手袋:棘があるうに等を触るため。
- バケツやプラスチックケース:生き物を入れて観察するため。
- マイナスドライバー:岩にくっついたうにやその他生き物を取る場合必要になる。
必要に応じて:
- タオルや着替え:こどもは基本的に濡れたり、転んだりする。
- ポップアップテント:近くに休憩できる場所を設けられる。
- 飲み物等。
ガサガサの仕方
触ってはいけない生き物
毒を持っていて触ってはいけない危険生物が存在する。磯でも出会う可能性のある危険生物の例と、その対策:
- イモガイ→綺麗な色をした貝は触らない。
- クラゲの一部→クラゲは基本触らない。
- オコゼの仲間→針がある魚は触らない。
- ゴンズイ→群れで過ごす小魚は触らない。
- ヒョウモンダコ→念の為写真をググって確認しておく。
探し方
- 基本的に生物は石の下や石の裏に隠れている。
- 石をひっくり返すと、石に張り付いていることがある。
- 石の下の砂に隠れているカニ等の生物は、網で捕まえられる。
網の使い方
- 網を石の横に置く。
- 石を足でどかしてすぐに、その下にあった砂や小石等を足で網の方に数秒間かき集める。
- すぐに網を引き上げる。かき集めると生物たちも網の方に逃げる。
長浜海岸(神奈川県)
2022年4月17日
駐車場から砂浜に入って右側を探索。